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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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WSJT-X 1.9.0 rc2・続き
 こちらの続きです。 引き続きペディションモードの動作を確認してみます。
 前回、パイルアップ状のコールに対する応答法の改善で、30秒のシーケンスでレポート交換が終わり、1回の交信が成立するのを確認しましたが、今回のベータバージョンには、このパイルアップ機能の他にマルチスロット処理という機能が有るみたいで、前回に続いて、このマルチスロット処理を試してみました。

 このマルチスロット処理は、5局までの処理を同時に捌ける機能みたいで、送受信の処理を5局まで同一時間に処理できるみたいです。 当然ながら、送信も5波同時に送信されるようです。 5波同時送信は、法規的にどうなのか微妙な所ですが、スペクトラムで見れば、ベースバンド上にくっついた5波が出ている状態になるようです。 まあ、最近では、マルチキャリアのデジタル信号なんかも有りますので、大丈夫かなと言う感じですがね。

 さて、この辺りはK1JTさんも考えられている様で、簡単にはマルチスロットの設定は出来ない様になっています。 通常のコールサインを入れただけでは設定できない様で、説明では「現在、誤操作を避ける為、特定のコールサインのみ、この機能が使える様になっている」そうです。 と言う事で、私のコールサインではこのマルチスロットの設定欄が薄くなっていて入力できない状態になっています。

180305_wsjtx_10.jpg

 で、これ以上はテストできないのかな?と思ったのですが、「待てよ、ひょっとして」と、説明書に上がっていたコールサインを入れてみたら、なんとビンゴ。 マルチスロット設定の欄が入力できる様になってしまいました。 オンエアで使うにはまずい(当然ながら法規違反)と思いますが、オーディオケーブル接続の対向試験で、ベースバンド上の動作確認ですから問題ないでしょう。 

180305_wsjtx_11.jpg

 と言う事で、急にマルチスロットの試験が出来そうになったのですが、パソコン2台だけで多数の局の試験をするには、通常なら、その局数だけのパソコンと、オーディオ信号の合成用のケーブルが必要になると思いますが、そんな事は、面倒くさいですし、なかなか実現できません。 そこで、時間は掛かりますがHound側からのコールを5局分溜めておいて纏めて返信する事でマルチスロット送信を実現してみる事にしました。 ただ、時間差を使っても、Hound側では1局ずつコールサインを変更してコールしますので、そんなに簡単には溜める事は出来ません。 更に、Fox側では古いコール履歴は自動的に(Age=4まで)消える様なので、必死でHound側のコールサインを替えてコールし続けますが、限度があります。 と言う事で、やっとの思いで、5局分のコールを溜めてからFox側のEnable TXをONにします。

180305_wsjtx_12.jpg

 これで、Fox側のマルチスロットの送信が実現できたようです。 ただし、流石にHound側は同時返信できませんので、シミュレーションは、「Hound側: 5局時間差コール」→「Fox側: 5局同時返信」→「Hound側: 1局レポート交換、4局同時返信の継続」 と言う感じで、リアルタイムの5局同時レポート交換は出来ませんでしたが、5波の同時送信と、その中での1局分のレポート交換が出来ましたので、マルチスロットの雰囲気は味わう事が出来ました。

180305_wsjtx_13.jpg

 こちらは、マルチスロット処理中のHound側の状態です。 ウオータフォールに5局分のスペクトラムが同時に出ているのが分かります。 説明書に依れば、指定周波数から60Hzおきに各スロットが並ぶようです。

 まあ、全くリアルタイムで5局同時にシミュレーションできればそれに越した事はありませんが、このような時間差のシミュレーションでも、マルチスロットの雰囲気は味わえます。 説明書に依れば、理想的な場合は毎時500QSOまで可能との事です。 前回テストしたパイルアップ用の電文形式で約2倍に、今回テストしたマルチスロット方式で5倍に、合わせて約10倍の効率化が図れるようですので、そんな物でしょうね。 こうなってくると、約7秒で1-QSOとなり、CWと良い勝負か、それ以上の効率的な運用が出来そうです。 3月上旬のテストが順調に進めば、ベイカー島ペディションを手始めとして、FT8に依るペディション運用が増加する事になるのでしょうね。

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