こちらで手がけた、Lo(Si570)周りの熱安定化対策に付いて、その効果を確認してみました。
以前に測定した方法と同じ方法で測定しました。 ただ、以前測定した5MHz付近では測定しにくいので、7MHzで試しています。 前日に、電源を入れたら直ぐに測定開始できる状態にして置いてから、一晩、電源を落としておきます。 朝、パソコンの測定アプリや発振器側を予め早めに電源を入れて置いて、2時間ほどヒートランした後に、mcHF transceiver の電源を入れます。 発振器とmcHF transceiver との周波数を1kHzほどずらしておき、この1kHzほどのオーディオ周波数の変化を測定します。

前回測定した日は、まだそれ程暑くなかったのですが、今回測定した日は、強烈な暑さでした。 夜も気温が下がらずに、寝苦しい夜が続いていますが、測定にどれほど影響があるか分かりません。 まあ、会社での測定のように恒温槽を準備する訳にはいきませんから、このまま測定するしか有りませんね。

で、電源投入後、1時間ほどの周波数ドリフトの状況はこんな感じです。 途中CWの信号が入り込んで居ますが全体の測定には大きな影響は無さそうです。 で、20日ほど前に測定した結果(下側のグラフ)と比べると、電源オンからのドリフトの様相はだいぶ違ってきています。 前回は、綺麗な(と言うのもおかしいですが)温度ドリフトのカーブだった訳ですが、今回はそのドリフトの幅がかなり狭まっています。 これが、熱安定化対策の効果なら良いのですが、周りの気温が上がっているからかも知れません。 まあ、でも悪くはなっていないようですね。


(いずれのグラフも、縦軸=30Hz、横軸=1時間 で同じスケールです)
我が家の室温の変化を見てみますと、20日ほど前の前回の測定時とでは、平均で5度ほど、最低気温では8度程、気温が上がっています。

mcHF transceiver の画面の左上にTCXOの温度表示があります。 1時間ほどの測定の間に、この値を見ていましたが、電源を入れて、直ぐに温度上昇に転じ、あっという間に50度を超え、一旦、53度台まで上昇した後、51度台に戻って安定するようです。 これだけの高温だと、室温の影響も少ないのかも知れません。

前回測定した日は、まだそれ程暑くなかったのですが、今回測定した日は、強烈な暑さでした。 夜も気温が下がらずに、寝苦しい夜が続いていますが、測定にどれほど影響があるか分かりません。 まあ、会社での測定のように恒温槽を準備する訳にはいきませんから、このまま測定するしか有りませんね。

で、電源投入後、1時間ほどの周波数ドリフトの状況はこんな感じです。 途中CWの信号が入り込んで居ますが全体の測定には大きな影響は無さそうです。 で、20日ほど前に測定した結果(下側のグラフ)と比べると、電源オンからのドリフトの様相はだいぶ違ってきています。 前回は、綺麗な(と言うのもおかしいですが)温度ドリフトのカーブだった訳ですが、今回はそのドリフトの幅がかなり狭まっています。 これが、熱安定化対策の効果なら良いのですが、周りの気温が上がっているからかも知れません。 まあ、でも悪くはなっていないようですね。


(いずれのグラフも、縦軸=30Hz、横軸=1時間 で同じスケールです)
我が家の室温の変化を見てみますと、20日ほど前の前回の測定時とでは、平均で5度ほど、最低気温では8度程、気温が上がっています。

mcHF transceiver の画面の左上にTCXOの温度表示があります。 1時間ほどの測定の間に、この値を見ていましたが、電源を入れて、直ぐに温度上昇に転じ、あっという間に50度を超え、一旦、53度台まで上昇した後、51度台に戻って安定するようです。 これだけの高温だと、室温の影響も少ないのかも知れません。
