ブログパーツ レンタルCGI
TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
≪05月   2017年06月   07月≫
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  
Raspberry Pi 3・その5
 引き続きRasPi 3を触っています。 今回はpifmの続きでRasPiで直接電波を発射する送信機アプリです。
 以前RasPiを触り始めた頃、マイコンであるRasPiのIO端子にアンテナを付ければ、80MHz近辺のFM波が直接出てくると言うpifmというアプリには大変驚かされました。 まあ、CPUクロックがGHzオーダーになっているのだから、80MHzぐらいは「楽勝」だというとらえ方もありますが、それよりも、遂に来る所まで来てしまたなぁ~という感慨の方が大きかったですね。 もちろん、デジタル的に発生させている信号なので、そのままではスプリアスだらけで、フィルタをガッチリ通さないと実用にはならないのですが、最近のトランシーバがそうである様に、フィルタを付けるというのは時代の流れになっていますので、そこは気にならないですね。 今や、昔の様に、綺麗な信号を発振させて、それを、歪み無く増幅すると言うよりも、スプリアスは気にせずに最終段でフィルタを入れて抑えるという流れですね。

 さて、そんなんでpifmやfm_transmitterなんかをネットで眺めていたら、他にも類似のアプリが公開されているのを知りました。その一つが、rpitxというアプリです。 まだ、開発途上で荒削りですが、GPIO端子から5 KHzから500 MHzまでのFM, AM, SSB, SSTV, FSQ信号を発生させる事が出来るようです。 現在の所、オーディオファイルをFM, AM, SSB, SSTV, FSQのIQ信号ファイルに変換するアプリと、IQ信号のファイルをRF信号に変換してGPIO端子に出力するアプリ部分とに分かれています。

 開発している方はF5OEO(Evariste COURJAUD)さんで、アマチュア無線へのRasPi応用を色々やられているようです。 QRZ.comに依ると、フランスのPoitiers(ポワティエ)に住まわれて居られる様です。 ポワティエと言えば、ポワティエの戦いで有名ですが、パリから南西340kmほどの盆地にあり、フランス中西部の大西洋に近い所に位置する中規模の街ですね。 現在では先端技術開発と研究機関の集中する街なんだそうです。 そんな環境なんで、こうした物に繋がっているのでしょうかね?

 早速、GitHubからダウンロードして試してみました。 rpitxのインストールは結構時間が掛かりますが、手順を間違わなければ、しばらく待って居れば正常に終了します。

170106_raspberry_pi_3_22.jpg

・SSB波の送信
 pissbでwavファイルをSSB-IQ信号のwavファイルに変換したあと、このSSB-IQ信号のwavファイルをrpitxに読み込ませば、SSB変調されたRF信号がGPIO-18(ピン番号12番)から出力されます。 GPIO-18(ピン番号12番)に短いビニール線(微弱電波の範囲内に納まる様に、決してフルサイズのアンテナを繋いでは駄目です)を繋いでおけばハム用の受信機で信号を聞く事が出来ます。 しかし、実際に受信機で聞いた所、余り綺麗には復調できませんでした。

170106_raspberry_pi_3_23.jpg

・FM波の送信
 FM波はpifmやfm_transmitterでも送信できますが、このrpitxでも、オーディオファイルをF用のファイルに変換してから、rpitxに読み込ませれば、FM波を送信する事が出来ます。 FM受信機で聞いてみると、こちらの方はかなり綺麗な変調で聞こえて来ます。 サンプルファイルは、フランス語で1,2,3,・・・と言っています。(多分)

170106_raspberry_pi_3_24.jpg

・CW波の送信
 CW波の場合は、簡単ですね。 rpitxに周波数を設定しておけばシングルトーンの連続波が出るみたいです。

170106_raspberry_pi_3_25.jpg

 受信機で受けてみると、比較的綺麗なスペクトラムです。

170106_raspberry_pi_3_26.jpg

・SSTV波の送信
 これは、ちょっと手間が掛かります。 jpgファイルを一旦rgbファイルに変換したあと、pisstvでSSTV-IQ信号に変換してから、rpitxに読み込ませます。 受信機で受けてみますと、あのSSTV独特の音が聞こえてきます。

170106_raspberry_pi_3_27.jpg

 MMSSTVを起動して受信してみましたが、結構、同期を取るのが難しいです。 それに途中で完全にずれてしまったりしていますね。 SSTVのモードはMartin1見たいです。 綺麗な画像にするにはもう一つですね。 一応、RasPi3で実行してみたのですが、同期が完全に取れないのは、ちょっと残念です。

 しかし、いずれにしても、あの小さいRasPiボードだけで、ハム用の各種変調信号が出てくるというのはなかなかですね。 もちろん、もう少しリファインする必要は有るでしょうが、上手く纏めれば、面白い物になりそうですね。

170106_raspberry_pi_3_28.jpg
コメント
この記事へのコメント
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
Template designed by アクセラと+αな生活

Powered by まとめ .