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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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PMT_proj2・その12
 昨日までに実装を終えた細長い基板の動作を確認してみました。

 幾つか不具合が有りましたが、いずれも、前回の基板では対策されていた物で、今回の基板にコピーする際に抜けていた物でした。 おかげで無駄な時間と、使わなくても良かった無駄な労力を使ってしまいました。 やっぱり「ずる」をして、ちゃんと資料を纏めていないと、こんな「ばち」が当たりますね。



こちらに、PMT(光電子増倍管) proj2 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 実装や配線のミスは無さそうだし、導通テストでもショートはしていない様なので、まずは、PICを挿さずに通電テストをしてみます。 電源回路は大丈夫そうです。 しかる後に他の基板でプログラムを書き込んだPICを差し込んでテストしてみます。

 そうすると、それなりに動作しているようですが、出力がやけに低いです。 ボリウムを回してみても40~60V(コッククロフト2段分=ダイノード間電圧)ぐらいまでしかでません。 「あれっ、おかしいな」と思って眺めてみましたが、実装のミスは無さそうです。 コイルの巻き線の向きかなと思って変えてみましたがそうでも無さそうです。

 で、仕方がないので、オシロを点けて各回路の動作を確認していきます。 PIC周りは大丈夫そうです。 で、フライバックトランスの電源側の波形を見て愕然としました。 スイッチング波形がそのままでています。 「うむ~っ、何だろう?」この時、もう少し良く調べておけば良かったのですが、前回と違っているのは、電源回路のインダクタだけだと「早とちり」してしまって、このインダクタを前回通りの手巻きの物に交換する事にしました。

 結構、がっちりと組んであったので、苦労して、インダクタ3個を取り外して、手巻きのインダクタ3個と交換しました。 サイズ的にはほぼ同じ大きさだったので、実装上は問題なかったのですが、インダクタを巻くのと合わせて、結構面倒でした。

 それで、動作させてみましたが、あまり状況は変わりません。 「あれれ、何なんだ?」 もう一度、前の基板を眺めていて気がつきました。 「こんな所にコンデンサが!」 スペースがなかったので、フライバックトランスの子基板の下に電解コンデンサを実装してありました。

130121_pmt_proj2_47.jpg

 で、「こんな物が?」とは思いながら、試しに、新しい基板に電解コンデンサを仮り付けして試してみたら「ピンポーン!」でした。 やっぱり、それなりの意味があって付け加えたのだ。 こんな重要なところは、ちゃんと記録を残しておかなければなりませんね。 これで、本来の電圧が出る様になりました。 大体、40~140Vぐらいまで可変出来るようです。

 「これで良し」 どうも、インダクタは交換しなくて良かったようです。 手巻きも面倒でした。 ちょっと自分の軽率な判断にムカッとしたので、インダクタの中身を覗いてみました。 構造はフライバックトランスに使ったインダクタと同じような構造でした。 塩ビらしきカバーをニッパーで切り開いていくと、フェライトのコアに巻いたコイルが見えてきました。 仕様に1.0Aとなっているだけ有って、そこそこの太さの巻き線が使ってありました。 これなら、交換しなくても大丈夫でしたね。 と言っても「後の祭り」ですが。

130121_pmt_proj2_43.jpg

 インダクタンスも「意外に」と言っては何ですが、正確な値を示しています。

130121_pmt_proj2_44.jpg

 こちらは、手巻きのインダクタ3個の測定値です。 フェライトビズFB-801に巻けるだけ巻いたのですが、大体11~12ターン巻く事が出来ました。 測定値から見ると、No.3だけ1ターン多かったみたいです。 トロイダルコアで作ったインダクタはやっぱり正確ですね。 自作のコイルに多用される理由が分かります。

130121_pmt_proj2_45.jpg

 これで、大体、動作する様になりましたが、出力電圧が、少しパラパラとします。 で、こちらも、前回の基板からのコピーミスでした。 前回の基板のフィードバックループにコンデンサが付け加えてありました。 上の失敗に懲りて、今回は、そのまま新しい基板にもコンデンサを付け加えてみました。 これで、パラパラは無くなり、安定して動作する様になりました。

130121_pmt_proj2_46.jpg

 最終的に、2段分のコッククロフト回路の出力電圧で40~140Vまでの範囲で安定して動作する様になりました。 A-K間で言うと、14倍の560~1960Vまで出る勘定になります。 こんな高圧を測定する計測器がありませんので、一応、分圧した物を外挿しての話ですが。

 あとは、ヘッドアンプ部分の動作確認と、PMTへの接続ケーブルをうまく処理する必要が有ります。
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