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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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PMT proj その60
 東電福島第1の事故の影響を受けた土壌サンプルを入手しましたので測定してみました。



こちらに、PMT proj 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 土壌サンプルは、千葉市内のやや高めの場所のサンプルで、ジップタイプのビニール袋に二重に入れられて届きましたが、それでも、粉末の飛散がやや心配なのと、サンプル自体に別物が付着しない様に、更にもう一重に薄いビニール袋でカバーをしておきました。

 手に入れたと言っても、こんな物があちこちに出回って拡散しては大変ですので、十分な管理の下、測定などに使わせていただき、借用物と言う扱いで、いずれもとの場所に返還の予定です。

 更に、測定データは、何ら校正のされていない、自作の測定器での測定であり、その測定値を元にあれこれと評論することは、厳に慎まなければならないと考えています。 むしろ、自作測定器の動作を確認するのが主たる目的であるのが実情です。

120805_pmt_proj_288.jpg

 まずは、ガイガーカウンタで測定してみました。 Cosm(旧Pachube)に接続してあるSBM-20を2本並列に接続したガイガーカウンタです。 GM管は特段ベータ線遮蔽を入れていないので、総合のカウント数です。 プラスチックのケースを隔てて、GM管から20mmほどの距離に測定サンプルを置いて測定しています。 BGは10CPM程度の上下は有りますが、ここしばらくの平均値は37CPM程度です。 今回の土壌サンプルは65CPM程度で、明らかに有意差が見られます。 参考の為、マントルとカリウム塩(減塩習慣)も測定してみました。 マントルはスケールアウトですが、カリウム塩(減塩習慣)は55CPM程度ですので、今回の土壌サンプルは、カリウム塩(減塩習慣)よりもやや高めのカウント数を示しています。

120805_pmt_proj_289.jpg

 マントルがスケールアウトしているので、スケールを10倍に拡大した物です。 マントルは700カウント弱有りますね。 このカウント値から見ますと、土壌サンプルもカリウム塩(減塩習慣)もずっと低い値です。

120805_pmt_proj_290.jpg

 さて、いよいよ、PMTを使った波高分析に掛けてみました。 信頼できる測定センターなどは、温度管理や校正値管理がしっかりしていて、遮蔽容器の中でマリネリ容器を使って効率よく測定されているのですが、我が家にはそんな物は有りませんので、こんな感じでシンチレータのある検出部にくっつける様に土壌サンプルを重ねて測定しました。

120805_pmt_proj_291.jpg

 測定を始めると、いきなり、ぐぐっとピークが盛り上がってきます。 10分も掛からないうちに明らかなピークが有るのが分かります。 ちなみに下の画像は1時間経過と8時間経過の時の画像です。 低い方のCs134とCs137はピークがくっついて、幅広のピークになっています。 カリウムはどこにでも有るのですね。 低めながらも、ピークが出ています。 一応、ここまでピークが出たら、エネルギー校正も出来そうですね。

120805_pmt_proj_292.jpg

 とりあえず、ピークは捉えていますが、課題も幾つか明らかになってきました。
・分解能がいまひとつ。 Cs134とCs137のピークは分離したい。
・温度変化の影響が有りそう。
・高圧変化の影響が有りそう。
この辺りは、もう少し詳しく調べてみる必要が有りそうです。
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