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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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PMT proj その43
 バラックでの実験もかなり限界に近づいてきたのと、頼んでいたケースが送られてきたので、久しぶりに機械作業をやってみました。 ところが、これが、中々大変でした。 せっかくの経験でしたので、備忘録替わりに記録に残しておきます。



こちらに、PMT proj 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 ケースは使いやすさと強度とシールドをかねて、タカチのアルミダイキャストケースを選んだのです。 ところが、この選択が大変な作業に繋がっていたのです。 ケースを選択する時には、アルミダイキャストケースの穴あけがこれほど大変だとは想像だにしませんでした。 もちろん、事前にネットでアルミダイキャストケースの穴あけの実例などを検索して置きました。 そこで見かけた記事には、どこにもそんなに大変だとは記述されていませんでしたし、むしろ、簡単に綺麗に出来たとの記述ばかりです。 むむっ、騙されたか? はたまた、やり方が悪かったのか? いずれにしてもせっかくの経験ですので、顛末を記録しておきます。 道具の選択とかやり方の問題とか、案外、そんなところが間違っていたのかもしれません。

 まずは、従来、アルミ板金ケースでやっていた様に、特段工夫をする事もなく、普通通りにドリルで穴を開けようと作業を開始したのです。 センターポンチで位置を決めるのですが、これは難なく位置決め用の凹みが出来ます。 アルミダイキャストってその感触から感じるのとは違って意外に柔らかいのだなと思ったのが間違いでした。 その後、少し小さめのドリルで導入穴を開けようと思うのですが、これがなんと全然歯が立ちません。 全然穴の深さが進んでいかないのです。 ドリルの回転数が合っていないのかと思って、遅くしたり、また、思い直して速くしたりしたのですが、いっこうに改善されません。 堅いって言うより粘っこいって言う感じなのかもしれませんが、何せ、ドリルの刃先がいっこうに沈んでいきません。 1時間程あれこれやってみましたが、最初の一つ目の穴が貫通しません。 流石に焦ってきました。 とりあえず、疲れたことだし、一旦休憩です。

120628_pmt_proj_223.jpg

 それで、もう一度、ネットを検索しますが、それらしき記述に行き当たりません。 僅かに有ったのが、ドリルはチタンコーティングの刃先の物を使うと簡単に穴が開くと言う記事でした。 本当かいな?とも思ったのですが、「藁をもつかむ気持ち」で、早速、近くのホームセンターに行ってきました。 そうしたら、最近はドリルの刃って、チャックに取り付ける部分が六角の物がほとんどなのですね。 我が家のドリルは昔ながらの丸棒タイプです。 チタンコーティングという文字を頼りにぶら下がっているドリルの刃を眺めていましたら、単品物ではチタンコーティングと言う物は置いてありませんでした。 替わりに、こんな物を見つけました。 セットなんで品質面で少し心配ですが、まあ、そこそこの値段なんで大丈夫かな、ケースも金属製で、開けるとドリルのスタンドになる様になっていて、中々便利そうだと言うことで、これを買ってきました。

 で、早速、試してみましたが、それほど変わった様には感じません。 ドリルの刃先を見てみましたが、新品ですし、ちびって居る様には見えません。 それなりのしっかりした刃先が維持されている様に見えます。 はて何でだろう???

120628_pmt_proj_224.jpg

 次にトライしたのが、手持ちのドリルに付いている振動モード(インパクトモード)という機能です。 電動ドライバなんかにも付いている機能ですね。 この機能が付いているのは知っていましたが、今まで使ったことは有りません。 よく道路工事などで、舗装を破壊していく機械が有りますが、あのイメージだったのです。 うるさいんだろうなと言うのと、今まで必要性に迫られていなかったので、使ったことは有りませんでした。 それで、試しに使ってみる気になったのです。 ところがこれが正解でした。 1時間かけても貫通しなかった物が、1分程で何とか貫通しました。 しかし、すごい音がします。 低速だとバリバリバリという感じの音、高速にすると、キーンという音がして、近所迷惑です。 それに、バイスで固定して作業しているのですが、それでも持っている手に強烈な振動が伝わってきます。 後、貫通する時にバリッと言う感じの音と感触がします。 あれっ、突き破っちゃったかなと思う感じなんですが、貫通した穴の様子を見ると、特段のバリとかも無く綺麗に貫通しています。

 それで、この方法で、最初は1.5φのドリルで貫通させて、その後は0.5ずつサイズをアップさせて、目的の穴のサイズまでドリルの刃を替えて作業していきました。 この振動モードを使っても通常よりは時間が掛かるのですが、一旦貫通穴が通ってしまうと、後は少しずつサイズを大きくするのは意外に簡単に行けます。 どうもドリルの刃の中心部が前に進む時に削っていく能力に問題が有る様に思えます。 刃の角度とか、削った物の排出具合とかなんじゃないかと思います。 ひょっとしたら、アルミダイキャスト専用のドリルの刃なんてのが有るのかもしれません。

 いずれにしても、ものすごい騒音で、ご近所迷惑ですので、窓を閉め切って1時間程の作業。 切削油を沢山使って、切り粉も出るし、まさに、汗と油と切り粉と、それに大変な騒音にまみれての作業でした。 支えていた手も振動でしばらく変な感じが残っていました。 そう言えば白蝋病って言う職業病が有りましたね。

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 ドリルの時もそうでしたが、一旦貫通穴が有ると、後はそれほど苦労はしません。 大きな穴も、リーマで簡単に拡がっていきます。 側面は2mmほど厚さが有るはずなんですが、サクサクと切り広げていくことが出来ます。 最後のヤスリ仕上げも、それほど苦になりません。 どうなっているのでしょうかね。 厚さ方向の強度と、横方向の強度が違うのでしょうか?

 油と切り粉で汚れたケースは、自動車用の水抜き剤で綺麗に洗浄しておきます。 この水抜き剤は、以前に表面実装ICのソルダーフラックス替わりに使った物ですが、半田後の基板洗浄にもよく使っています。 成分がアルコールと防錆剤ですから残渣(ざんさ)も問題ないと思います。

120628_pmt_proj_226.jpg

 シンチレータ+PMTの納まる乾電池ケースを差し込んで寸法を確認しているところです。 このアルミダイキャストケースの側面は、型抜きに為だと思うのですが少し斜めになっています。 でも、こうしてみた感じでは、余り気にならないですね。 このままでも問題無さそうです。 この中に秋月の70x90基板を入れるつもりです。

120628_pmt_proj_227.jpg

 蓋をするとこんな感じです。 最終的に、このプローブからパソコンにケーブルを繋げば動作するという感じに仕上げたいと思っています。

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コメント
この記事へのコメント
Re: すばらしいです
Hiroshiさん、utsunomiaさんコメントありがとうございます。

どうも我が家だけの現象のようですね。
どこかやり方がまずいのだと思います。
2012/06/29(金) 12:23 | URL | Taka (ja2grc) #-[編集]
すばらしいです
お疲れ様でした・・。って、そんなに開きにくかったですか。ステンレスなんかに比べるとサクサク切れそうなんですけど。なんとか手軽に恒温槽化できないものでしょうかね・・。
2012/06/29(金) 02:37 | URL | utsunomia #-[編集]
普通のハンドタイプの電動ドリルでノープロブレムでした。
なんなんだろう...
2012/06/28(木) 17:32 | URL | Hiroshi #-[編集]
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