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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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PMT proj その36
 パソコンはダウンしていませんでしたが、掃除などで、結構時間が取られました。

 思い直して、引き続き、波高分析を色々触っています。



こちらに、PMT proj 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 波高分析のアプリを色々触っていますが、思う様な結果が得られません。 皆さんがネットで公開されている様な、左上がり・右下がりの素直なカーブが、なかなか表示されません。 おかしいなと思って、PMTに加える高圧を変えてみたり、サウンドデバイスに加える信号レベルを変えてみたり、アプリの閾値設定を変えてみたり、あるいはサンプルクロックを変えてみたりして試してみますが、パラメータが多すぎて、余計にややこしくなって訳が分からなくなってしまいます。 それに、パラメータを変えて結果が出るまでが、結構時間が掛かるので、カットアンドトライのターンアラウンドがすこぶる悪くて少々イライラしてします。 皆さん、簡単に結果を得られているようですし、なにが違うんだろう? 違うと言えばPMTの部分なんだけど。

120618_pmt_proj_195.jpg

 あちこち触って、訳が分からなくなったので、もう一度、落ち着いて、信号の入力の部分から見直してみました。 入力信号の状況を確認するには、ImdNuclideが(私には)一番分かり易いのでこれを使って、まずは入力信号の状況から、パソコンにサンプリングされて取り込まれたところまでを見てみることにしました。

 このアプリ、オシロスコープの様に表示されている入力コントロール画面が、すこぶる便利です。 パソコンに加わる入力信号は、オシロなどで測定すれば分かりますし、最近はデジタルオシロもあるので、非周期現象でも比較的簡単にその状況を把握することができるのですが、パソコンのサウンドアダプタでサンプリングした直後の信号状況というのは、Audacityなどのアプリを除いては余りよく分かりません。 波高分析アプリも、その辺りを考慮して、入力波形の状況確認にいくつかのツールを提供しているようですが、どちらかと言えば、ハード思考の当局にとって、このImdNuclideの入力コントロール画面が、オシロの感覚に近くて、非常にしっくりと理解できます。

 そこで気がついたのが、これです。 使っているサウンドアダプタのオフセットがやけにずれているのです。 マイナス側に沈み込んでいて、それで居て、パルスの極性はプラス側に振れています。 このアプリの閾値の設定は、プラスからマイナスまで設定できるのですが、プラス側に設定した場合は自動的にプラス極性のパルスと判断して、閾値をマイナス側に設定した時は、マイナス極性のパルスと判断して、閾値を設定しているようです。 従って、オフセットがマイナス側に沈み込んでいて、極性がプラス側に振れている信号の場合は、一番低く設定できる閾値がゼロになってしまうようです。 マイナス側に沈み込んでいるレベルは、閾値以下となって読み取られない様です。 この辺り、他のアプリはどのように処理しているのか不明ですが、ImdNuclideの場合はサウンドアダプタのオフセットがずれていると言うことは、想定されていないようです。 ところが、世の中に出回っているサウンドアダプタはこのオフセットがずれている物が結構あるのです。 Audacityで見てみたら直ぐ分かりますが、私の手持ちのサウンドアダプタ(いずれも安物なんですが)では、物によってまちまちで、同じ機種でも結構ずれています。

 そんなんで、今まで色々やっていたのは、この低レベル領域をかなりカットした様な状況であったみたいです。 ちなみにサウンドアダプタの入力レベルを絞ると、オフセットのずれが少なくなり、ゼロに近づいていきます。 そう言えば、サウンドアダプタへの入力信号レベルを高めて、パソコンのレベルを絞って動作させた時は、低レベルまでの信号を拾っていた様な気がします。

 また、サウンドアダプタに入力される信号にプラス側にバイアスを加えてやっても、直流はカットされているようで、オフセットのずれは補正できないようです。

120618_pmt_proj_196.jpg

 で、とりあえず状況は分かったので、他のサウンドアダプタを使ってみることにしました。 ちょっと古いですが、以前から、色々な測定に使って、そこそこ動作の分かっているサウンドアダプタを使ってみることにしました。 周波数特性hがそれほど良くないですし、サンプリングクロックも48kHzが上限なのですが、動作自体がそこそこ分かっているので、これで、試してみることにします。

120618_pmt_proj_197.jpg

 早速、ImdNuclideに繋いで動作させてみましたら、こちらのサウンドアダプタは、オフセットのずれが、ほぼゼロです。 こういったのって、そこそこ古い物の方が結構しっかり調整されてたりしますね。 パルスの極性はマイナス側に振れています。 これで、閾値の設定や、PMTの高圧の設定などを変えて動作確認してみましたが、やっと、各設定値が素直に結果に反映される様になりました。 どうも、オフセットのずれに対応していなかったことが、不思議に見える動作状態を出現させていたようです。

120618_pmt_proj_198.jpg

 以前のサウンドアダプタで測定した物はこんな感じでした。 どうも波高の低いパルスが閾値以下になって居たようです。 それで、おかしいと思って、PMTの高圧を変えたり、アンプのレベルを変えたりして、訳が分からない状態になっていたみたいです。

120618_pmt_proj_199.jpg

 オフセットずれの少ない、古いサウンドアダプタに替えて取ってみた結果がこれです。 まだ、設定値がいい加減のようですが、やっと、皆さんが公開されている様な、左上がり・右下がりのグラフになってきました。

120618_pmt_proj_200.jpg

 さて、これで、他のパラメータを変えて、色々試してみましょう。
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