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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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PMT proj その34
 さて、バラックのままでも、固まったところは纏めてみたので、少し作業がしやすくなりました。

 PMT周りの所はほぼ落ち着いたので、それ以降の信号処理、信号分析、それに試験用線源などを調べたり準備したりしてみました。



こちらに、PMT proj 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 まずは、信号分析の方法について調べてみました。 この関係の信号分析は、MCA(Multi Channel Analyser)と言う物で、プロの方は別にして、我々アマチュアにはパソコンを使ったアプリがいくつか公開されているようです。 フリーで使える物を中心に調べてみましたが、いずれも、サウンドアダプタを使って、測定用のプローブからのパルス信号をオーディオ信号として扱って居ます。

 PRAと言うのがオリジナルで早くから使われていたみたいで、このアプリで、パルス信号をオーディオ信号として扱う方法が確立されたみたいで、他のアプリはPRAのパルス定義方法を踏襲して居るようです。 ただ、このPRAは設定次第で色々使える様になっていて、便利なようですが、設定が沢山あるので、最初に使うには色々設定が大変そうです。 それと、オーディオ信号のパルス検出極性の正負切り替えに対応していない様で、ハードウエア側で極性切り替えに対応しないと駄目なようです。 パルス波形定義でマイナスの定義も出来るようですが、何故かうまくいきませんでした。 サウンドアダプタはアプリ側の設定で選択できる様になっています。

 ImdNuclideというのは、シンチレータを使ったガイガーカウンタのキットを売り出している、いまでん屋がキットのテスト用に公開しているアプリで、誰でも使えるようです。 ガイガーカウンタのキットから信号を取り出して、パソコンのオーディオ入力に加え、処理している物です。 余り設定項目は多くなく、信号の波形や、処理レベルが分かり易く表示されるので、取っつきとしては、分かり易く、使い易いかもしれません。 信号極性の設定は出来ないようです。 サウンドアダプタの選択も出来ないようです。

 RadViewerと言うのは、こちらの方が、ご自分で使われるために開発された物の様で、そのまま、フリーで公開されています。 こちらも比較的設定項目が少なく、使い易いかもしれません。 信号極性がアプリ側で設定できる様になっていますが、サウンドアダプタの選択は出来ないようです。

 BecquerelMonitor(通称ベクモニ)と言うのも、また、個人の方が開発されてフリーで公開されている物の様で、一番使用例が多い物かもしれません。 かなり充実した機能と設定項目があり、全ての機能を確認できていませんが、色々なことが出来る様で、本格的に使うには、今のところ、一番使い易いのでは見ています。

 まだ、いずれも、使いこなすレベルにはほど遠く、ザッと、触っただけの感想です。

120614_pmt_proj_188.jpg

 次は、これらMCAアプリのスケールを補正するための基準線源です。 専用の基準線源を手に入れれば良いのでしょうが、ちょっと怖いのと、管理が大変だと思うので、よく使われる、カリウム40基準を使うことにします。 以前は、煙感知器などに使われていた放射線源が簡単に手に入ったみたいですが、今は無理みたいです。 マントルは、まだ、手に入りますが、発するスペクトルがあまりに多すぎて、スケール補正用としては使えないみたいです。

 さて、カリウム40を沢山含むカリウム塩として、一般には「やさしお」と言う商品で売り出している物がよく使われるみたいですが、近くの薬局に探しに行ってみたら、置いてありませんでした。 もう一軒の薬局も覗いてみましたが、置いてありません。 替わりに、同じカリウムリッチな塩として、別の会社の「減塩習慣」というのが置いてありました。 成分を見てみると、ナトリウム塩の替わりに、カリウム塩が多く含まれているようです。 あらかじめ調べておいた「やさしお」の成分比とほとんど同じですので、これを手に入れてきました。

 家に帰って、ガイガーカウンタに近づけると、カウントが増加するので、これで、大丈夫だと思います。

120614_pmt_proj_189.jpg

 更にパソコンとのインタフェースは、パソコン内蔵のサウンドデバイスを使っても良いのですが、PMTが高圧を扱うことから、サウンドデバイスにダメージを与えることがあると記述してある記事などが有ったので少し気になっていました。 そこで、外付けのサウンドアダプタを使うことにしました。 このサウンドアダプタは、ほとんどケーブル状で非常にコンパクトで、しかも価格が安いです。 店頭価格で2kを切っています。 以前に別の用途(無線用)を考えて購入しておいた物ですが、これを使って見ることにします。 これなら、壊しても(汗)被害が少なくて済みそうで、精神的にも安心して使えます。

120614_pmt_proj_190.jpg

 このサウンドアダプタ、説明書には数値的な仕様がほとんど書かれていません。 本格的にサウンドデバイスで使うと言うよりも、旧メディアからのコピー用や、Skypeなどのヘッドセット用を考慮した物なのでしょう。 でも、「安かろう悪かろう」では困りますので、RMAAと言う解析アプリで一応動作を確認しておきました。

 流石に20kHzまでは伸びていませんが、「値段にしてはまずまず」な特性ですね。 これなら、パソコンのマザーボードに付いているサウンドデバイス程度には使えそうです。 サンプリングクロックも44.1kHz程度までかと思っていたら、48kHzはもちろん、96kHzでもなんだか動いているみたいな感じです。 これなら、そこそこ使えると思います。

120614_pmt_proj_191.jpg
コメント
この記事へのコメント
Re: タイトルなし
ラジオペンチさん、こんにちは。

パソコン用の色々便利な物が出回っていますね。
最近はスマホのオーディオ回路を利用したアプリが面白そうですね。

それから、Make Japan 私も一度参加してみたいです。
3万ドルの測定器ってすごいですね。

PMT projももう一息です。
2012/06/15(金) 12:39 | URL | Taka (ja2grc) #-[編集]
エネルギー分析をどうするのかと思ってたら、こういう手があったんですね。

セシウム137が検出された土を持っているので、もしうちで同じ物を作るなら校正は楽みたいな気がしますが、これっていいんだか悪いんだか。
http://radiopench.blog96.fc2.com/blog-entry-260.html
2012/06/15(金) 05:55 | URL | ラジオペンチ #-[編集]
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