FC2ブログ
ブログパーツ
TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
≪07月   2019年08月   09月≫
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  
PMT proj その24
 やっぱり問題が有りました。

 DC-DCコンバータ部分が、あまりに順調に行ったので、なんかあるかなと思っていましたが、PMT実装を始めたら、とんでもない重大なミスを発見してしまいました。



こちらに、PMT proj 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 まあ、ここは、ブレッドボードで試していませんし、言わば、いきなり「本番」ですからね。

 PMTはソケットタイプではなくガラスから直接リードが出ているタイプです。 昔のサブミニチュア管の様な感じですね。 それで、このリードに絶縁用チューブを被せようと思って、リードの長さを測って、絶縁チューブを「11本」切って作りました。 それで、順にリード線に被せていったら、なぜか「1本」足りません。 「あれっ、机から落ちたかな?」と思って、床を探しますが有りません。 基板などの下に隠れているかとも思いましたが、どこを探してもありません。 それで、リードに被せた絶縁チューブの本数を数えたら「11本」ちゃんと有ります。 でも、リード線はまだ「残り1本」絶縁チューブが被っていません。 そう、このPMTのリード線は「12本」有るのです。

120601_pmt_proj_134.jpg

 「何故??」 今まで実験してきた回路などは、浜テレの解説書を基に作成・実験してきました。 浜テレの解説書には、PMTへ加える高圧は、ブリーダ抵抗などで10分割して加える様になっています。 どの回路を見ても、当然の様に、別段の断りもなく、この10分割の電圧が使われています。 専用のブリーダ付きソケットなども、有りますので、浜テレの製品ではこれが標準のようです。 すなわち、10分割した間の9個の電圧を9個のダイノードに加えて、分割しない、一番高い電圧はカソードに加える様になっています。

120413_pmt_proj_15.jpg

 私も、てっきり、PMTとは、浜テレの解説書に有る様な物が標準なんだと勝手に思っていました。 すなわち、PMTから出てくるリード(ピン)はダイノードが9個とアノードとカソードを合わせて「11本」だと思いこんでいました。 ところが、実験に使う予定のPMTには「12本」のリードが出ています。 「何故??」と、もう一度、実装していないPMTと付属している仕様書兼検査シートを眺めてみて、重大な間違いに気がつきました。 これから実験に使おうとしているPMTは、なんとダイノードが10個有るのです。 従って、アノードとカソードを合わせて「12本」のリードが有るわけです。

 一瞬、頭を「ガ~ン」と殴られた様な感覚に陥りました。 なぜ、実装前に気がつかなかったのだろう。 この仕様書も一度ならずと見たはずなのに。

120601_pmt_proj_135.jpg

 さて、気を取り直して、「どうしよう?」と眺めていましたら、幸いに、コッククロフト回路を2段分追加するスペースは有りそうです。 トランスを実装する場所を上側にずらしていたのが幸いしたようです。 コネクタもたまたま、6ピンのものを2個使いしていたので、ピンは余っています。 配線も既に配線しているところは変更無しで、コッククロフトの入力段の方に2段分追加すれば、ほとんど配線の変更無しで行けそうです。 ただ、耐圧のあるコンデンサの手持ちが有りません。 やむなく、手持ちのコンデンサを2個直列にして応急策とすることにしました。 これで、22段のコッククロフト回路になります。 10段分のダイノード用の電圧と、カソード電圧が供給できる様になりました。

120601_pmt_proj_136.jpg

 さて、大きな思い違いをしていましたが、幸いに、簡単な修正で事なきを得ました。 やっぱり、実際に「ブツ」を触ってみないと、分からないことや、思い違いなんてある物ですね。

 下の画像は、PMTを実装した基板を、ベース基板に差し込んだところです。

120601_pmt_proj_137.jpg

 こちらは、ちょっと斜めから見た物で、こちらの方が、分かり易いですかね。 PMTに被せている物は、先日、金環日食の観測に使った減光フィルタ代わりのレスキューシート(アルミ蒸着シート)です。 とりあえず、三枚重ねにしてみました。 先日の日食観測の具合からすると、これで、1/1000~1/10000ぐらいの減光になっていると思います。 この外からLEDをパルス点灯させてテストしてみようかと思っています。 明るすぎるかもしれないので、LEDにもレスキューシートを被せてからテストを始めてみます。 さらに、光漏れがどの程度か分からないので最初は全体を暗幕で覆ってから始めてみます。

120601_pmt_proj_138.jpg

 あと、PMTのアノードからの出力取り出し方法なども、じっくり調べてから始めることにします。
コメント
この記事へのコメント
Re: 気をつけてください!
ブリーダ抵抗でやれば、簡単に済む物を、コッククロフト回路を使ったばかりに、ずいぶん時間が掛かって
しまいました。 まあ、その間に、色々、勉強できましたが。

高圧印加は慎重にやります。

レスキューシートは、LEDの光の減光用に考えています。 全体は仰る様にアルミホイルでぐるぐる巻きに
しようと思っています。
念のため、最初はそのまた全体を暗幕で覆って、夜に電気を消してから始めようかと考えています。
それでも、あちこちの電気製品のランプで真っ暗になることは有りませんが。
2012/06/02(土) 10:26 | URL | Taka (ja2grc) #-[編集]
気をつけてください!
ついに、ですね。
気をつけてください!
以前私もこのステップでPMTを丸焼けにしてしまいました。レスキューシートではなく、キッチンアルミフォイル、で、電圧も700Vくらいから徐々に上げていった方がいいです。
とりあえず、出力はDCで観察し、電流値には十分注意してくださいね・・。
2012/06/01(金) 23:12 | URL | utsunomia #-[編集]
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
Template designed by アクセラと+αな生活

Powered by .