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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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PMT proj その12
 こちらで、巻き直したトランスで、絶縁型チョッパ方式のDC-DCが動作し始めましたので、コッククロフト回路を繋いだり、トランスの動作特性を確かめたりしてみました。



こちらに、PMT proj 関連記事の目次が有りますので、他の記事もご覧ください。


 まずは、トランスの二次側に、マイナス側に出力の出る4段分のコッククロフト回路を繋いでみました。 これで、P-P値の2倍分の電圧が出るはずです。

120430_pmt_proj_66.jpg

 トランスのギャップは前に調子の良かった片面基板の厚さ(1.2mm)分のギャップにしてみました。 出力電圧をテスターで測定すると、ほぼ、P-P値の2倍の電圧が出ています。 テスタの内部抵抗は10MΩなので、31μA程度の電流が流れている勘定ですね。

120430_pmt_proj_67.jpg

 ところで、トランスのコアを手で持ってギャップを調整したり、入力パルス幅を変えてみたりしていたら、またまた、奇怪な現象に出くわしました。 今まででさえ、結構、訳の分からぬ動作に見えていたのですが、更に、輪を掛けて奇怪な現象です。

 パルス幅を少し増やすと、ギャップの幅を増やしても電圧の低下がほとんど見られなくなります。 パルス幅を8.1μSにすると、ギャップを徐々に増やしていって、無限大(汗;)にしても、すなわち、コアの片側を外しても、なんと、電圧の低下は見られません。 え~っ、どうなっているのでしょう? クローズドループの磁気回路よりも、オープンループの磁気回路の方が良いのでしょうかね? 

120430_pmt_proj_68.jpg

 そこで、もう少し詳しく、ギャップを変えながら、出力電圧を調べてみました。 入力パルス幅は元の6,2μSにしています。

 まずは、最初に、これが良いと勘違いしていた、紙の厚さのギャップにしてみます。 かなり、出力電圧が下がってきます。

120430_pmt_proj_69.jpg

 コッククロフト回路の入力側パルス波形を見てみると、一番高いパルスで130V P-Pほど有ります。 減衰波形の振動周期は6μS程です。

120430_pmt_proj_70.jpg

 次はP板の切れ端でギャップを作ってみました。 1.2mm程です。 だいぶ、出力電圧は戻ってきました。

120430_pmt_proj_71.jpg

 出力波形の値もそれぞれ大きくなっています。 一番高いところで、180V P-P程度有りますね。 一番高いピークの直ぐあとの振動が大きくなってきています。 更に、そのあとの減衰振動の周期は4μS程に短くなっています。

120430_pmt_proj_72.jpg

 次は、先ほど調子の良かった、コアの片側を外した状態です。 ただ、あとから気がついたのですが、このときは、巻き枠をコアの中に深く押し込んでいました。 最初は電圧が先ほどのように出ないので、おかしいなと思ったのです、 それで、巻き枠の位置の違いでかなり違うことも解りました。 先ほどのピークよりも少し低い電圧になっています。

120430_pmt_proj_73.jpg

 出力の波形はこんな感じです。 最初のパルスの直ぐあとに、かなり大きくて周波数の高い振動波形が続いています。 その後に続く低い周波数の減衰振動の波高は小さくなっています。 それにその周期は3μS程になっています。

120430_pmt_proj_74.jpg

 で、これは、先ほども述べたように、触っていて気がついたのですが、巻き枠をコアの奥まで、ぎゅっと押し込まず、少し浮かして見ると、かなり出力電圧が高くなります。

120430_pmt_proj_75.jpg

 パルス波形も最初の大きなパルスに続く高い周波数の減衰振動が大きくなってきます。 一番高いパルスは210V P-P程もあります。 後ろに続く少し低い周波数の減衰振動は波高が少し低くなり、周期は2μS程になっています。 500kHzほどの成分ですね。 その前の高い周波数の成分はもっと周波数が高くて1MHzを軽く超えていますね。

120430_pmt_proj_76.jpg

 更に、なんと、コアを外してしまって、空芯のコイルにしてしまっても、出力電圧はそれほど低下しません。 はてさて、どうなっているのでしょうかね? こんな事ならコアはいらないのでしょうか??? さて、どうした物でしょうか?

120430_pmt_proj_77.jpg

 出力波形は、またまた違ってきて、最初のパルスのあとの高い周波数の減衰振動が2つ明確に現れています。 これは、何なんでしょうかね? 巻き線が2つ有るからでしょうかね? 更に後半の減衰振動はほとんど見えなくなりました。 これはコアに関係有るのでしょうかね? 一番高いパルス波形の波高は210V P-P程度あります。 コアが無くてもピーク値は結構高い値が出ています。

120430_pmt_proj_78.jpg

 いやはや、詳しく測れば詳しく測るほど、訳の分からない現象に出くわして、ますます難しくなってきますね。
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