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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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ガイガーカウンタ・その9
 そろそろバックグランドの「カリカリ」音だけでは飽きてきたので、身近な線源は無いものかと、ネットで調べていましたら、トリウムという放射性元素が結構身近で使われているという事を知りました。 また、ウランも以前は結構使われていたようです。


 こちらに、ガイガーカウンタ関連の目次がありますので、他の記事もご覧ください。


 トリウムは、送信用の真空管や、カメラ用の高屈折レンズ、アーク溶接用の溶接棒、あるいは、キャンプ用のランタンのマントルなど身近に使われている様で比較的簡単に手にはいるようです。 ワークショップで線源として使われていたランタン用のマントルは結構な線量でした。 送信管のフィラメントにトリウムを添加すると熱電子が出やすくなる様で、トリウムタングステンフィラメントとして送信管に良く使われているようです。 また、ランタン用のマントルにトリウムを添加すると、高温の炎が安定する 色温度が上がって白っぽい色に近付く(コメント参照)ようです。

 一方、ウランの方は、装飾用のガラスとしてかなり古くから使われている様で、ウランを含むウランガラスに紫外線を当てると綺麗な緑色の蛍光を発するようです。 また、このウランガラスは金属とガラスの中間の熱膨張率を持つので、高熱を発する送信用真空管のステムにも使われているようです。

 そんなんで、家の中を見渡すと、送信用の真空管が幾つか転がっていますので、これを試してみました。 フィラメントのトリウムとステム部分のウランの両方が見つかるかも知れません。 取り敢えず、ステム部分にもガラスが使われている口金無しの真空管を集めてみました。

110825_geiger_counter_39.jpg

 トリウムはα崩壊をしてα線を多く出すみたいなので、なるべくGM管に近付けるため、蓋を開けて真空管をGM管にくっつけて測定しました。 それでも真空管のフィラメントからGM管までは結構離れていますし、間に必ずガラスが有るので、それほど強くは出ませんでした。

110825_geiger_counter_40.jpg

 こちらが測定結果です。 手動で計測するのは大変そうだったので、こちらで確認したArduino に依る1分計測の6回分移動平均で見る事にしました。 Arduino からのシリアル出力をパソコンで取り込んでおいて、Excelで処理した物です。 ついでにExcel でグラフ表示させています。

 これで見ると、確かにバックグランドよりは高い値を示しているようですね。 でもそれほど高い値ではありません。 それから、送信管であるYD1130や2B94は確かに高いですが、テレビの水平出力管である40KD6はバックグランドと有意差は認められませんね。 また、送信管の線量が高い原因が、フィラメントによる物なのか、ステム部分のガラスによる物かは区別がつきません。 紫外線を発光する「ブラックライト」が有れば直ぐに分かるのですが、わざわざ、購入するのもなんですからね。

110825_geiger_counter_41.jpg

 と言う事で、確かに送信管は高い値を示しますが、テスト線源として使うにはちょっと少なすぎますね。 それに取り扱いが大変です。 やっぱり、ワークショップで使っていたランタン用のマントルが良いのかも。
コメント
この記事へのコメント
Re: タイトルなし
宇都宮先生、ご指摘ありがとうございます。 早速、修正しておきます。
2011/08/26(金) 09:40 | URL | Taka (ja2grc) #-[編集]
ランタンマントルにトリウムが添加されていますが、これは発光剤と呼ばれるもので、色温度を上げるために用いられます。コールマンは20年ほど前に米国内で問題になり、それ以来非アイソトープ化され暗く(赤く)なりました。現在は非放射性のストロンチウムか何かだったと思います。トリウムで燃焼は安定化しません・・・。ランタンマニアなものでスミマセン。

その後さまざまに応用されていて、撒いた種が
見事に実っているようで嬉しくてたまりません。カウンターの件ではご迷惑おかけしますが、改善していきます。カウンターの速度は微妙で、デューティー比や入力インピーダンス、とくにアース/入力間の抵抗値でスピードがでなくなりますが、Arduinoの割り込み、なかなかよいようですね。参考になります。
2011/08/26(金) 02:09 | URL | Y.Utsunomia #-[編集]
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